白人ばっかりいい思いしやがって!

日本は日本人だらけで外国人が少ない。これは当たり前に思う人が多いだろうけど、外国人からするとそうでもない。「日本って日本人ばかりじゃねえか!金田のバイク!ガッズィィラ!」と思うとか思わないとか。

人種差別ってのも日本人にはあまり馴染みがない。アイクぬわらが、電車で両隣に誰も座ろうとしないということを黒人が日本にいて感じることのひとつとして挙げていたけど、日本人からすると肌の色がどうこうという感覚はなく、ただ外国人という触れあう機会の少ない存在がなんとなくおっかないだけで、所謂差別というよりはちょっと目線が上の存在に怯えているだけだろう。

ということで好きな海外ドラマの話に移ります。
元々テレビドラマってのが苦手で、それもそのはず日本はくそみてえなのしかないからね。

初めてハマったのがこれ。

CIAを突然解雇されたマイケルがどういうことなんだよぉつって真相を突き止めようとするけどいきなり一文無しになったからとりあえず地元マイアミで困ってる人の依頼を請け負ってお金稼ぎながら頑張っていきまっしょいって話。マイケルが鬼強いので、悪いやつらに絡まれても日用品で武器や爆弾を造ったり仲間がうまいことやってくれたりと都合のいい展開が一周して気持ちいい。相棒のサム(ブルース・キャンベル)はおもしろおじさんだが元ネイビーで鬼強い。彼女のフィオナはマイケルが潜入捜査してるときに知り合ったヤバイ女で鬼強い。そんなんリアルやったら即死やんってシーンを毎度毎度都合よく濃厚キャラが乗り切っていくので、ただただたのしい。マイケルの吹替がクリカンなので、もしルパン三世がスパイだったら実写版だこれは。


幸楽か春菜のイメージが強い角野卓造。しかしモンクを見た人にとってはモンクさんのイメージが一番になるんじゃないかな。そのくらい吹替がいい。
元警察官のモンクさんは潔癖性で強迫性障害を抱えてておっさんなのに子供みたいでまあ大変で周りからすると面倒くさいキャラクターなんだけど、観察力がずば抜けていてどんな事件の犯人にも辿り着けてしまう。それだけ凄い能力を持っているのに、強迫性障害のせいで、歪んだものを見ると直さずにはいられなかったり、散らかってたり汚れてたりすると綺麗にしないと気が済まなかったりで、自らピンチに陥るというコメディ風味というか何だかにやけてしまうミステリー。ただモンクさんがとにかく純粋なので、周りも面倒くさいモンクさんをフォローしようと努めたり胸を打つところがたくさんあって良き。
自分にも、モンクさんほどではないけど潔癖ぽいとことか強迫観念そこそこなとことかあるから、周りが笑ってる場面でも共感して笑えないっていうかこれ普通じゃないんだって思うところがあった。これは子供から大人まで、おはようからおやすみまで楽しめる。全話面白いという奇跡のドラマ。



長くなったから一旦切る。昨日具合悪くてほとんど食べられなかったからお腹すいた。セブンのカレー買ってこようかな。セブンはたまねぎとおかかをぽん酢でいただくサラダが好き。