盲剣客のブルース
今世紀一番の謎対決と注目していた『本上まなみVSハリウッドザコシショウ』が、ダウンタウンなうでさらっといじられて終焉を迎えていたので、「おいおいそりゃないぜ~!」と思いましたよねみなさん。
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勝新の座頭市をちゃんと観たことがなかったが、このシリーズ第一作はめちゃんこ面白かった。
勝新はこの頃まだ31,2という若さで、パッと見レイザーラモンRGかと思った。めくらあるあるを早く言い出したがるんじゃないかと思ってハラハラしたが、そんなことはなく、筋を通し情に厚い男だった。
女優さんの喋り方もゆりやんレトリィバァのネタやんと思って見てしまう自分はバラエティに毒されているが、平手造酒との決斗シーンやモノクロゆえの陰影の演出が今見ると斬新で素晴らしかった。
ひとつよくわからないのが、ヤクザ同士が町ん中でわーわーやり出した時に町人は家にこもってやり過ごそうとするけど、鍋の蓋や身近にあるものを打楽器のようにバンバン打ち鳴らすんですよ。あれ何なん。その頃の他の映画にもそんなシーンがあったような気がするんだけど、そもそもそういう風習があったのか、映画の演出なのか、検索しても見つからなくてそこだけずっと気になったままこの先生きていかねばならんのかよ。
惚れてきた女が顔を触らせがち。